マンジェリコンの苗を販売しない理由

投稿日:2022.11.17

マンジェリコン茶を販売していて時折「マンジェリコンの苗を購入したいですが?」とご要望いただくことがあります。

※2022年11月17日追記 
最近のマンジェリコンの苗木や苗木屋さんから購入した苗を製品化したお茶など販売している業者が急激に増えてますが、それらの大半はボルドやボルドジンユでありマンジェリコンではありません。
客観的に正誤の情報を知りたい方は一度、特許情報プラットフォームで特許申請されたマンジェリコン情報を見てみるとマンジェリコンの学名も定義されてるので当店の情報が正しいか分かるはずです。
ボルドやボルドジンユの場合副作用があり当店の情報を見てアマゾンや楽天で他社製品を買ってるケースが増えているようなので注意として書きました。

1.量が思ったよりあまり採れない

マンジェリコンを家庭菜園で栽培されたことがある方ならわかると思いますが、増やすのが難しいです。
当店でも1月150kg~90kgぐらいを収穫しますが、生の状態で150kg~90kgなので、乾燥茶葉にすると10分の1の重さになるので、
乾燥した茶葉にしてみれば15kg~9kgになり、パッケージ製品化すると月500個ぐらいになります。
どうでしょう?
これが家庭の庭でと考えるとあまり採れないと思います。

最近苗木屋さんでマンジェリコンを販売しているところが増えていますが、ほとんどがマンジェリコンと名称を付けた育てやすいフォースコリーやボルドジンユだったりします。
苗木屋さんの場合、食品として販売していない事もあり、流行っている名称で販売する傾向があるようです。
例えば、多肉植物って観葉植物も本来は植物の名称があると思いますが、見た目で肉厚な葉っぱの植物は多肉植物とだけ書いて販売していたりします。

2.寒さで枯らしてしまう。

当店のマンジェリコンはもちろん沖縄県産なので沖縄で栽培していますが、沖縄でも11月~4月にかけては寒さ対策しないと寒さで収穫が難しくなります。
それが沖縄県外だと大分厳しいと思います。
また沖縄県内でお庭とかで育ててる方も冬になると沖縄県内の購入希望者が増えます。
本土の農家さんならビニールハウスなどで対策できると思いますが素人の方にはハードルが高いですし、枯れてしまう可能性がある気候の方に販売してもお客様の為にならないと考えます。

ですが、全くマンジェリコンの苗を持っている人がいないことはなく、寒くなってくると沖縄県内外限らずご自身で栽培してるマンジェリコンが枯れたり、
量があまり採れないということでご注文いただくことが増えます。

ウコンもそうなんですが、ウコンを生のものを探してる方がいらっしゃって、専門で製品化している企業や通な家庭や小さく趣味で農業やっている方などが
手間かけて栽培していたりすることがありますが、沖縄県内なら簡単にJAさんのお店や道の駅やなどでも生のウコンは手に入らないので、不思議に思う方もいらっしゃいます。
そういう方に沖縄でも生のウコン販売してることろはほぼないですよって教えても、理解してもらえてないだろうなと印象があります。

マンジェリコンの苗を販売してるところこの1~2年で急激に増えてるような印象がありますが、
その大半はマンジェリコンという商品名とした「フォルスコリー」や「ポルトジンユ」が多くなっています。

マンジェリコンの苗を販売しないというより販売が難しいといった方が正しいかもしれません。